(仮訳)中国人患者の爪真菌症原因菌としてのRhodotorula minuta:初報告および文献レビュー
Zhou, J. et al., 2014. Rhodotorula minuta as onychomycosis agent in a Chinese patient: first report and literature review. Mycoses. Available at: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/myc.12143/full [Accessed August 1, 2017].
【R3-04261】2017/08/02投稿

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3行まとめ

中国杭州市において爪真菌症を発症した15歳女児から分離した酵母の一種を検討し、Rhodotorula minutaと同定した。
本分離株はフルコナゾール以外の全てのアゾール系抗真菌薬に感受性を有し、試験結果に一致する形でイトラコナゾールによる治療が奏効した。
本種は免疫不全患者に侵襲性感染を引き起こすことが知られていたが、免疫能正常の患者における表在性感染は初報告となった。

(その他掲載種)

Rhodotorula minuta (Saito) F.C. Harrison
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